バーベキューでは、いつもカルビやロースが多いと思いますが、ホルモンって美味しいんですよね。
ホルモンにはタンやハツなどの「赤もの」とシロやシマチョウなどの「白もの」がありますが、赤ものは焼き具合は普通の焼肉と同じような感じでいいので、問題になりませんよね。
難しいのは白ものですよね。
どうもどこまで焼けばいいのかが分からず、焼きすぎてしまって脂が落ちてしまったり、焼き不足でゴムのようになってしまったりで、なかなかいい塩梅になりません。
今回は、そんなホルモン、それも白ものの焼き方のコツについてご紹介します。
ホルモンの焼き方のコツは?
普通の肉は適当に焼いてもそれなりに美味しいですが、ホルモンは正しい焼き方を知らないと、なんだかゴムみたいな肉だと思っちゃうんですよね。
そこで、ここでは正しい焼き方を紹介しますね。
ホルモンではもハツやタンやレバーのような赤ものは、通常の焼肉と同じように焼いて問題ないですが、やっぱり難しいと感じるのは、シマチョウなどの白もののホルモンですよね。
白ものは、焼いても焼いてもいつまでもプルプルした見た目があまり変わりませんし、箸で触ってみてもよくわかりませんよね。
「まだかな~、まだかな~」って思って、焼いていると、脂がどんどん溶けて網の下におちて、旨味も一緒に逃げていってしまって、典型的な焼きすぎのホルモンが出来上がっちゃいます。
また、焼き方が足りないと、ゴムのようなブヨンブヨンした歯切れの悪いホルモンになってしまいます。
ホルモンの美味しさは、良質な脂の美味しさと弾力のある食感ですので、この2つを思いっきり引き出す焼き方や焼き加減が重要になってくるんですね。
ホルモンの焼き方のポイントの一つ目は、「必ず皮側から焼く」ことです。
これはとっても重要で、脂を網の下に落とさないようにするには、絶対に皮側から焼くことがマストなんですね。
逆にすると、せっかくの美味しい脂がどんどん網の下に落ちていってしまうわけです。
そして脂の飛び跳ねや大量の煙が出てしまうことになります。
ちなみに、縞模様のあるツルツルした面が皮側のことで、オモテとも言います。
反対側のプリプリの脂肪がついた面をウラと言いますね。
ホルモンの焼き方のポイントの二つ目は、「ひっくり返さずにしっかり焼く」ことです。
これは普通の焼肉でもよく言われますが、ホルモンではこれは必須です。
焼き出すと、ホルモンは丸まってきますので、そうなったら火が通リ初めている証拠です。
これ以上丸まらなくなったら、もう殆ど火は通っています。
皮目に、少しきつね色の焼き目がついて、脂の表面がプツプツと泡立って沸騰している感じになってきたら完成です。
皮のほうはカリカリになることもあります。
火加減にもよりますので時間は一概には言えませんが、BBQの炭の通常の火力で、3分~10分程度と思っておけばいいと思います。
焼きとしては、ほとんど片側だけで完成する感じになります。
ホルモンの焼き方のポイントの三つ目は、「最後にひっくり返したら炙るだけ」にすることです。
皮側がしっかり焼けたら、ひっくり返します。
それで、裏返してからは、白濁している脂身が透明になるまで、炙って完成です。
裏返してからは10秒~30秒程度、軽く炙る程度で充分です。
これで、プルップルっジューシーなホルモン焼きの完成です。
もう、ガムのような噛み切れない感じとは全く違う、本来のホルモンの旨味がギュッと詰まった美味しいホルモン焼きになりますよ~。
こちらは、安楽亭のホルモンの焼き方動画ですのでご参考に。
ホルモンって、どこから買うの?解凍はいらないの?
ホルモンって、鮮度が命なので、新鮮なものを手に入れたいですよね。
でも、近くのスーパーなどではあまり見かけませんね。
精肉店で扱っているところもありますが、少数派です。
そこで、一般には通販で買うのが便利です。
鮮度良いまま冷凍保存して売られているのが多いですね。
ホルモンはコスパがいいですし、コラーゲンやビタミンAやB群もたっぷりなので、美容にもいいですし、とっても庶民にうれしい食材ですね。
なお、通販では冷凍状態で届きますので、解凍方法も重要ですよ。
凍ったままで焼いても美味しく焼けませんので、冷蔵庫でゆっくり解凍するのがおすすめです。
丸1日、冷蔵庫に入れておけば大方解凍できます。
急ぐ時は、流水で溶かすこともできますが、どうしてもドリップが多くなりますので、冷蔵庫でのゆっくり解凍のほうがいいですね。
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ホルモンの食べ方ってどんなのがあるの?
ホルモンで思いつく料理といえば、やっぱり福岡・博多名物の「もつ鍋」ですよね。
これは、寒い日に食べると体が暖まりますよね。
もつ鍋セットは通販でもよく売っていますね。
美味しい出汁は醤油味や味噌味が一般的ですが、いろんな種類を揃えているところもあります。
この出汁とホルモンのコンビが抜群に旨いんですよね。
野菜もキャベツやニラをたっぷり入れて豪快に作りたいですね。
なお、もつ鍋の作り方のコツは、ホルモンを軽く湯通してから、鍋にいれたほうが臭みがなくて、初心者向きになります。
もつ鍋の関連記事はこちらをどうぞ。
「もつ鍋!福岡博多の通販取り寄せでNO.1人気で格安の店は?」
「もつ鍋を通販でお取り寄せ!格安で絶対お薦めのベスト10店!」
もう一つの定番は、岡山・津山の名物である「ホルモンうどん」ですね。
材料は、ホルモン・うどん・ネギ・玉ねぎ・キャベツ・もやし・タレです。
まず、フライパンで油をひかずにホルモンを炒めて、火が通ったら野菜を入れて炒めます。
野菜に火が通ったら、うどんを入れて更に炒めて、最後にタレを入れてあえると完成です。
めっちゃ簡単ですが、とっても旨くて癖になる味です。
タレが味の決め手なので、ホルモン用の焼肉のタレを使うのがおすすめです。
ホルモンの料理を沢山食べると、翌朝、お肌がプルンプルンになりますよ^^
さいごに
ホルモンを美味しく焼く方法はみんなに教えて上げましょう。
結構知らない人が多いですからね。
そして、ホルモン本来の美味しさに出会ってくださいね。