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北海道のジンギスカン!味付けの有りと無しのどっちが旨い?

投稿日:2018年2月23日 更新日:

北海道といえばジンギスカンが有名ですが、一言にジンギスカンと言ってもいろいろなバリエーションがあるんですね。

今回は、同じラム肉でもタレに漬け込んだもの、いわゆる「味付けのラム肉」と、「味付けしていないラム肉」について比較してみますね。

実は、これは本場の北海道でも大きく意見の別れるところなんですよ~。

さて、あなたは、どっち派?

 

ジンギスカンの味付けの有無で2つのスタイルがある!

ジンギスカンには、味のついていない羊肉を焼いてから、タレに付けて食べるスタイルと、予めタレに漬け込んだ羊肉を焼いて、そのまま食べるスタイルの2方式があるんですね。

私は函館育ちなので、前者のタレに後付けで食べるスタイルだったのですが、実は同じ北海道でも場所によっては全く習慣が異なるんですね。

函館から札幌の辺りの道南・道央では、タレに後付けで食べるスタイルが主流で、その他の札幌から北や東の道北・道東では、味付けジンギスカンが主流なんですね。

ですから、函館や札幌の人にとっては、「丸いロール肉にベルのタレ」が鉄板ですし、旭川の人にとっては、「ジンギスカンといえば味付け」が鉄板となっているんですね。

地域によって明確に分かれているのは面白いですよね。

 

これは歴史的な背景があるようで、昔、羊の養殖をしていた場所が、札幌の月寒と滝川にあったことに関係しているようです。

札幌の月寒では「タレを後付けで食べる方法」を指導していて、滝川では羊肉の臭いを消すためにりんご汁や醤油や生姜等を混ぜた「タレに漬け込んでから焼く方法」を指導していたのが、原因と言われています。

ただ、釧路だけは後付けスタイルのようで、道東の中でポツンと飛び地になっているのは不思議ですね。

もしかしたら、釧路と函館は昔から北洋漁業などで、交流があったからかもしれませんね。

 

味付けジンギスカンの特徴とは?

味付けジンギスカンは、北海道では松尾ジンギスカン長沼ジンギスカンが有名ですね。

スーパーでも袋入りの味付けジンギスカンをたまに見かけることがありますよね。

タレに漬け込むことで、羊肉特有の臭いがマイルドになるため、通常のロール型の冷凍肉は食べれないという人でも味付けなら大丈夫という人も多いですね。

ロール型の冷凍肉や生ラムでは、肉の味そのものが直接感じられますので、好きな人にとってはたまらない旨さになりますが、苦手な人にとってはとても食べられないクセのある肉になってしまいます。

タレに漬け込むと、そのタレの風味で羊肉のクセを無くすことができるのが最大の特徴ですね。

また、味付け肉を焼いたときに、匂い立つ香ばしい香りが、このジンギスカンの魅力ですね。

 

味付け無しのジンギスカンの特徴とは?

味付けしていない羊肉を焼くタイプでは、肉の鮮度やグレードによって味が明確に違ってくるのが特徴ですね。

比較的味が安定していると思うのは、ラムロールと言われるラム肉のショルダーをロール状に巻いて整形したもので、直径が15cmぐらいで厚さ5mmぐらいにスライスしたものです。

これは冷凍されているので、ゆっくりと解凍してから焼くのが基本です。

我が家では、半分凍ったまま焼くこともありますが、焦げにくくて上手に焼けるというメリットもありますよ。

 

最近では、生ラム肉も流通しており、北海道のジンギスカン専門店では、冷凍していない新鮮な生ラム肉に後付けというスタイルが増えていますね。

札幌などではこれが業界標準のスタイルになってきています。

まあ、北海道に住んでいるときはわざわざ外食でジンギスカンを食べることは無かったですけどね。

自宅では冷凍していない生ラムを入手するのは簡単ではないので、通常は、冷凍した生ラムを購入することになります。

それでも、ラムロールよりも柔らかくて臭いも強くないので、食べやすいですね。

ジンギスカンの場合は、専門店で食べても自宅で食べても、肉が同じなら同様の美味しさを味わえるのがいいところですね。

 

ジンギスカンの味付けの有無で焼き方も違うの?

同じジンギスカンですが、味付け肉と味なし肉では焼き方も違ってくるんです。

特に、昔は鉄の黒いジンギスカン鍋で焼いていたので、肉がすぐに焦げ付いてしまうので、いろんな工夫をしたんだと思います。

やっぱり、本物のジンギスカン鍋でやると、思いっきり雰囲気出ますよね。

ただ、煙が凄いので、外でのバーベキューのときに使うのが基本ですね。

自宅でやると家中が煙に包まれちゃいますから。

今は、自宅でジンギスカンをやるなら煙の少ないホットプレートでやる人が多いでしょう。

テフロン加工されているため、肉の焦げ付きがないので、焼き方もあまり慎重にならなくてもいいと思います。

ただ、昔ながらのジンギスカン鍋でバーベキューをやるときなどには、ちょっと憶えておくと便利ですよ~。

 

味付けジンギスカンの焼き方は蒸し焼き?

味付けジンギスカンの場合は、タレに漬け込んでいるためにジンギスカン鍋に直接肉を載せるとどうしてもすぐに焦げ付き易いんですね。

そこで、野菜をたっぷりと載せた上で肉を蒸すよう感じで焼くと焦げ付きもなく柔らかく焼けます。

野菜はもやしが基本ですね。あとは玉ねぎとピーマン等が合います。その他、なんでもOKですので、食べたい野菜を入れてみましょう。

人によっては、多少焦げ付いても鍋に直焼きにして食べたいという人もいますし、それが作法だという人もいます。

特に、焼き方にきまりがあるわけではありませんから、自分で実際に試してみて自分に合った焼き方を選ぶのがいいと思いますね。

 

タレがたっぷりなので、ジンギスカン鍋の外側にはタレが一杯溜まって、そこに上で焼いた肉汁も混ざって増々旨いタレになってくるのが特徴です。

野菜もタレで、とっても美味しくなります。

なぜかジンギスカンでは、もやしがやたらと旨いんですよね。

味付けジンギスカンの場合には、〆にうどんを入れて焼きうどんにすることが多いですね。

これも、濃厚なタレとうどんが絡んで、まさに絶品うどんになります。

 

味付け無しのジンギスカンは直焼き?

家庭で食べる場合は、多分、冷凍物のラムロールが多いと思いますが、まずはゆっくりと解凍することですね。

冷蔵庫で1日かけてゆっくりと解凍するのがおすすめです。ドリップも1番少なくてすみますね。

初めに、牛脂でジンギスカン鍋全体に油をひきます。

野菜はジンギスカン鍋の周囲で焼きます。肉は鍋の一番高いところで焼きます。

赤い色が見えなくなったら食べ頃です。

あまり焼きすぎると固くなるので、焼けたらすぐに食べるのがコツですね。

タレは、「ベルのタレ」に「おろしにんにく」が個人的には鉄板ですが、これは各家庭で鉄板があるものですし、お店で食べる場合には、その店自慢の特製タレがあるのが普通です。

 

味付けラムの場合には、野菜の上で蒸し焼きにすることが多いですが、生肉の場合には豪快に強火の鍋で直焼きで、ジュッと表面を焼くことで肉汁と旨味をギュッと閉じ込める感じです。

蒸し焼きにすると、鍋に焦げつかずに済むのでいいのですが、肉には美味しそうな焦げ目が付かないですし、固くなってしまうこともあるので要注意です。

やっぱり、生肉ジンギスカンの場合は、豪快にジューッと大胆に直焼きがおすすめです。

 

とは言っても、これも各個人の好みがありますし、凍ったままのラムロールなら、野菜の上で氷を溶かしながら食べるのも悪くないですし、いろいろです。

自分の一番好きな食べ方を探すのがいいですね。

 

私が小さい頃、お袋は白いおにぎりをいつも用意してくれていました。

茶わんで食べるより、ジンギスカンにはおにぎりが、なぜか合うんですよね。

ジンギスカンを食べながら、おにぎりを頬張るのは最高でしたね。おすすめです。

大人になった今では、ご飯よりもビールって感じになっちゃいましたけどね^^

 

結局、北海道のジンギスカンは味付けの有りと無しのどっちが旨いの?

これははっきりしています。

道南や道央の人にとっては、味付けなしでタレを後付するのが旨いと言いますし、道北や道東の人にとっては、味付けジンギスカンこそ旨いと言います。

つまり、どっちも旨いってわけですが、ソウルフードとしての馴染みが違うってことでしょうね。

やっぱり、函館出身の私にとっては、焼いてからタレを付けるタイプしか、ジンギスカンとは思えないわけで、これと同じことを旭川出身の人は感じているんでしょうね。

 

ただ、北海道以外の人にとっては、どうなんでしょうか?

観光客が札幌のジンギスカン専門店で食べるのは、冷凍してない上物の生ラム肉で、タレを後付けで食べていると思います。

それがそれなりの支持を集めているのはわかりますが、じゃあ、冷凍物のラムロールをタレを後付で、ジンギスカンを初めての人が食べられるかといえば、これは結構ハードルが高いと思います。

そう言う意味では、内地の人にとっては、味付けジンギスカンや、上物の生ラムの後付けジンギスカンが、一般的には美味しく感じられるのではないかと思います。

これなら、大抵の人は、食べられると思いますからね。

ただ、本当のラム本来の味を味わうなら、やっぱり、ラムロールではないかと思ってしまう函館出身の私でした。

 

さいごに

ジンギスカンは北海道人のソウルフードです。

どんな肉をどんな風に食べるかはあなた次第でどうにでも変えられます。

いろんなバリエーションを試してみて、自分にはこれが合うって方法を見つけられると、いいですね^^

是非とも、一度北海道の本場のジンギスカンを食べてみてください。

一箇所しか行けないとしたら、札幌ビール園ようないかにも北海道に来たという感じのするところがおすすめですよ~。

味もそうですが、北海道の空気や雰囲気、風景、人の言葉など全てを感じて食べるジンギスカンがやっぱり一番美味しいと思います。

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