今の世の中のサラリーマンは、仕事ではノートPC、プライベートではスマホ、という具合に使いわけているのが一般的ですよね。
まあ、実際のところ、それで殆どの人が事足りているとは思いますが、中にはもっと手軽に電子メモを取りたいという要望もありますよね。
スマホではLine程度の短い文章ならいいですが、文章となるとちょっと厳しいですし、iPadProを使って手書きメモという手もありますが、PDFファイルに手書きメモを書くには、便利ですが、テキスト化となると完全とはいきませんね。
そこで、ポメラDM200の登場です。
短い電子メモは勿論のこと、文章をテキストで打ち込むための専用機です。
機能を大胆にテキスト入力だけを切り取ったことによる、シンプルな使いやすさが秀逸です。
「ノートPCでいいんじゃない?」と思うかもしれませんが、ノートPCの半分の重さの超小型で、画面を開いてすぐに起動するし、パッと開くと前回の画面が表示される、等の機能がとっても便利なんですね。
ちょっと高価ですが、テキストをいつでもどこでも打ち込めるガジェットって意外に無いんですよね。
ということで、今回は、デジタルメモや文章の打ち込み専用器の「ポメラDM200」のご紹介です。
目次
ポメラDM200ってそんなに使い道あるの?
キングジム pomera デジタルメモ ポメラ DM200 無線LAN搭載 電子… |
なんとなくテキスト入力専用と言われると、「あんまり使いみちが無いんじゃない?」と思いますよね。
ところが、いろんな機能がないだけ、文章作成作業に集中できるというメリットがあるんですね。
例えば、メモ書こうと思ったときに、すっと出してパッと開いてすぐ書き始められるわけです。
それも、キータッチの快適なキーボードで、スラスラ打てちゃう。
漢字変換のATOKだから、とてもスムーズ。
あるいは、ちょっとしたスキマ時間、電車の中などの移動中のスキマ時間、ちょっとした待ち時間など、いろんな細切れな時間って結構ありますよね。
そんなときに、報告書やブログ等の原稿をパパッと書けちゃう。
文章を書いているときに、余計なものが視界に入らないので、いつのまにか、気づいたらYOU TUBEをじっと見ている・・ってなことがなくなりますよね。
つまりは、ノートPCやタブレットってなんでも出来ちゃう分、便利に見えるわけですが、実は、文章を入力する一点についてだけ見れば、雑音が多すぎて、とても優れているとは言えないわけです。
まあ、ニッチといえば、そうですが、書くことが大切な仕事の人には、ちょっと注目すべきガジェットです。
ポメラDM200の使いみちが、とても限定されていることが、最大のメリットということになるんですね。
ポメラDM200ってどこがそんなに凄いの?
パッと開いてすぐ起動!
やっぱり、電子メモを取るなら普通のメモ帳のようにパッと開いたら、すぐに入力できるのが大切ですね。
まるでスマホの使い心地です。
文章を書いた後には保存しなくても、そのまま閉じて大丈夫、次に開くと、さっきの画面がまた表示されるのはとっても便利です。
超小型で携帯できちゃう!
サイズは、幅263mmx奥行き120mmx高さ18mmで、重量は580gです。
サイズは、ノートPCの奥行きが半分になったイメージで、重量も半分ですので、携帯性はスマホまではいかないものの、許容できますよね。
膝の上で使うことが多いでしょうから、液晶画面は160°まで開くのも便利です。
何と言っても、キーボードが秀逸!
文章入力の入力装置のキーボードは使い勝手上、非常に重要ですよね。
剛性が高く、しっかりしたキーボードは、キーピッチが横17mm、縦15.5mmを
確保していて、とっても使いやすいです。
キーの隅を押してもグラつき無くしっかり押せるV字ギアリンク構造も一役買っていますね。
これって、非常に重要なポイントです。
画面も大きくなって見やすい!
DM100よりも約40%広くなり、長い文章でもしっかり見やすく編集もしやすくなりました。
白黒反転表示機能もあり、眼が疲れないのでとっても便利です。
暗いところでも見えるバックライトもあります。
日本語変換のATOKが正確な変換を実現!
日本語変換がうまく行えないと結構ストレスを感じますが、ポメラDM200にはポメラ専用の日本語入力システムATOKを搭載しているため、とっても快適です。
辞書も国語・英和・和英に加えて、類語辞典も追加されているので、もはや、通常のPCの変換機能となんの遜色もありませんね。
チグハグな変換だとどれだけストレス感じるかはご存知の通りですよね。
電池式からリチウムイオンバッテリーになって不便になった?
旧型の電池式が良かったという人が少なからずいますが、DM200は、約10時間以上は稼働できますし、スマホと同じように、スペアバッテリーを持ち歩けばいいだけですから、あまり大きな問題ではないですよね。
無線LANの搭載で外部に保存することも可能!
無線LAN機能が付加されましたので、iPhoneやMacと文章の同期をしたり、Evernoteなどのクラウドストレージに保存することも可能になりました。
まあ、個人使用だけなら、SDカードでデータのやり取りすることで事足りる気もしますが、いざというときにクラウドストレージを使えるのは心強いですね。
ポメラDM200を実際に使っている人の口コミ評価は?
ノートPCではやっぱり面倒!
・毎週3日程度出張。会社のパソコンはクラウド型でネットが繋がらないと作業できない。移動中は乗換もあり、立ち上げ・接続・立ち上げの作業は煩雑。
資料の下書きが飛行機の中等のどこでもできる、スイッチオンですぐ使える。とても便利です。出張先のプレゼンはスマホで、出張先レポートの下書きはポメラで、清書は、落ち着いて作業できるホテル・会社でPCで。こんな仕事のスタイルに役立ってます。
・PCを使うようになり、久しく忘れていた「蓋を開けたら即起動」「いきなり電源を落としてもデータが消えない」この気安さ。ワープロ世代には、便利なだけでなく、どこか懐かしさも感じさせる商品だと思います。仕事でバリバリ使用する人でなくても、「なんか文章でも書こうか」と思ってるワープロ世代の人にもお勧めしたい。
文書作成に集中できる!使いやすい!
・極めて操作性も高く、なによりもストレスフリーな名機に仕上がっています。
・とても使いやすく想像以上です。パソコンより持ち運びやすく、なにより文章作成に集中できます。
・重量は増えていますがDM100から乗り換えの人はさほど気にならないかと。
・今時にしてはミニマムな機能しか備えておらず、この値段なのでとても不安でしたが、家電量販店で触ってみて感動しました。親指シフト等に興味はありませんが、文字を入力するのがこんなに楽しいと思ったのは久しぶりです。
・他のプロセスが入力の邪魔をしないだけ、つまらないことで入力を妨げられないのは大きな魅力だと思います。
・ポメラを開くという儀式がテキスト入力に集中するトリガーになるので、ライターズ・ブロックを打破する方策のひとつとして自分は重宝しています。アウトライン表示が可能なのも好ましいです。
・アウトライン機能が秀逸で、見出しに「.」を付けるだけで、時系列の最新テキストに飛ぶことが可能で、会議で大いに役立っています。
「前回、前々回は・・・」という場面で、すぐにテキストに移動でき快適。
「.」の数を増やすことで、深い階層へと進むことができる点も使いやすい。
・嬉しかったのは、画面二分割が上下に分割から左右二分割に変わったこと。これも劇的に見やすくなります。
キーボードのキータッチが絶妙!
・キーボードも小柄なので、最初は打ちにくいと思っていたのですが、コンパクトさが逆にいい!細かい動きでキータッチの音も強く打たなければ全然しません。
・キータッチも快適で、デスクトップで使用しているPCよりも上なのではないかと思います。
・タイピング機能がアップしてます。専用ケースを下に敷かなくても十分快適です。
個人的に嬉しいのが
値段で迷っている方、重さや電池じゃないことに迷っている方も多いと思いますが、100よりも断然200をおすすめします。ストレスの軽減が半端じゃないです。
・キーボードが大変使いやすく打鍵音もかなり静かです。MS-DOSやWindowsで使い慣れたショートカットもありますし、その上カスタマイズが可能。とても快適なエディタ環境を手に入れることができました。きびきびとした動作・快適さを味わえるこのエディタ環境には十分満足しています。
・キーボードの打鍵感も気持ちよく、ストレス無く打つことができます。
・なによりキーピッチの幅、キータッチの質感が素晴らしい。
漢字変換がスムーズだととっても楽!
・今回の「パソコン版並みATOK」はホラじゃなかったです。この値段で揃う部品なり技術なりを全部「テキストを書く」という目的に投入したらこれくらい気持ちいいのかと納得できるものにまとまっています。句読点で変換するという自分のお気に入りの設定が、かな入力で出来るようになった…喜ぶ人が何人居るのか知りませんが…そういう、「ここがポメラで辛抱してたとこなんだよ!」というとこが、的確に改善されています。
・使い方は基本的に家でPC、外にデータを持っていくときにpomeraというもの。100まではPCとの漢字変換差が大きく、開けて2秒で起動するもののほとんど文字変換をせずに思いついたことを最初に入力し、一通り書いた後清書、という感じでした。本機になってからは劇的に変換機能がアップしました。100までは変換しても出てこない文字が多く、PCで一旦テキストに打ってからポメラで呼び出して単語登録してましたがそれが無くなりました。其れだけでも快適です。
・漢字変換がスムーズなのが、何よりも重要なのだと気づきました。
・この製品ではATOKの大幅強化によるスムーズな変換が魅力とのことでしたがその通りでした。
・変換性能が向上しています。ストレスを覚えない変換ってやっぱり重要です。
ディスプレイが見やすい!
・ダントツに眼が疲れないのが良い。背景画面が黒になる機能が何より有難い。
PCでも同様の設定は可能だが、画面のサイドに白い部分が残ったりPCは設定が面倒。画面を凝視しながら何度も読み直して文章を組み立てるので、昔のワープロの小型版で、かつ目に優しいポメラのような機種は必須である。
・画面が大きいというか文字情報が多いのがいい、文章の見通しがいいといいますか、DM100はまさにメモでしたがDM200は文章が書けます。
・画面が大きく綺麗になって見やすいです。
・明朝体が選べるようになったので明朝体派の私には恩恵でした。
・全画面表示がいいです。時計表示すらないテキストのみの画面、加えてオフラインという環境はとても集中できます。
バッテリー駆動も問題ない?
・心配だった乾電池にこだわっていたのがばかばかしくなるほどで、バッテリー駆動も10時間以上は持ち、折りたたみの厚さもちょうどいい。乾電池の分厚さをとっていたらならばこうはいきません。充電はUSBゆえ、きょうびスマホのバッテリーを持ち歩いていればこの問題は解決できる。
起動時間はちょっと遅い?
・起動時間は4秒程度になりました。前機種は1秒程度でしたから、「よいしょ」という感じです。DM100はPOMERAのロゴを表示して間を持たせて、「瞬時に起動」を演出していましたから、DM200ではより遅く感じるのでしょう。
初期設定が大切?
・最初にするべき操作をお伝えします。これをしないとPOMERA DM100との差が感じられません。
(キーカスタマイズ)
キー割付をカスタマイズして、自分の使いやすいように設定しましょう。POMERA DM100よりも設定できる範囲が広がっています。キーボードの質感が高いので、加えて操作しやすい割付をして、このキーボード以外は使いたくないと思うようになりました。
(辞書登録)
母艦のMacBookのATOK辞書をコンバートしました。これまで育ててきた辞書を引き継ぐことは必須です。これで新しいATOKの変換効率の高さを実感できます。
(ポメラSyncの設定)
母艦のMacBookの標準メモアプリの使い勝手に魅了されていたので、Macと同期することに強く惹かれました。設定は一昔前の手順で、最近の同期を意識させない操作性とは違います。慣れが必要ですが、結果的にMacのメモアプリに同期されるは大きな付加価値です。POMERA DM200の用途が拡がります。
上記の設定を済ませると、POMERA DM200が生まれ変わったように実用的な道具に変わります。是非お試しください。
など。
文章入力については、至れり尽くせりと言った感じですね。
いろんなものを削ぎ落とした潔さに脱帽です。
キングジム pomera デジタルメモ ポメラ DM200 無線LAN搭載 電子… |
さいごに
テキスト入力に集中したいときには、ポメラDM200が圧倒的におすすめですね。
あなたのライフスタイルの中で、テキスト入力の占める割合が高いなら、ポメラを使ってみるのも一つの選択肢かもしれません。
ちょっと高いですが、その価値があると思いますね。