名刺って、サラリーマンや自営業者の人が、仕事上で使うイメージが多いですが、最近では、ママ友同士の名刺交換なども普通に行われるようになっていますよね。
私もまだ子供が小さい時に、妻から名刺を作って欲しいと頼まれて、その頃から自作をしています。
最近では、妻がNPOでボランティアをするようになってからも、活動には名刺が必要とのことで、やっぱり頼まれて自作しています。
そこで、今回は、私が作ってきた名刺の中で、自宅のインクジェットプリンターで印刷できる超簡単で格安な方法をご紹介します。
特に、少量印刷の場合には、とっても便利で格安で出来ちゃいますよ~。
普通の名刺に見えるようにするには「用紙」が重要!
自分で作る名刺でも、あんまり自作っぽく見えるものは、もらった方もなんとなく印象が良くないですよね。
やっぱり、ある程度きちんとした感じの名刺にしたいものです。
そのポイントは何だと思いますか?
実は、用紙がポイントなんです。
まず、1番大切なのは、用紙の厚さです。
通常の印刷用紙のような薄い紙では、もらっても名刺という感じがしませんし、大切に扱ってもらえないような気がしますよね。
なんか場末のキャバレーでもらう名刺みたいですよね^^
すぐ折れちゃったりしますしね。
ある程度、厚さがあって、すぐ折れたりしない重厚感というか品位があるものが必要ですね。
目安として、名刺として使う場合は、厚さ0.25mm以上がおすすめです。
2番目に重要なポイントは、用紙の切り方です。
ハサミで切るタイプや、ミシン目が入っているタイプでは、どうして端面が綺麗になりませんので、自作感丸出しって感じになっちゃいます。
おすすめは、予め用紙に切れ込みが入っていて、紙を折るとパキッと綺麗に切れちゃう名刺専用のクリアエッジタイプがおすすめです。
このタイプは、すでに切れてる名刺を台紙に貼ったものですので、切るというよりは台紙から剥がすという感じです。
このタイプなら、チョット見は印刷業者のものと区別が付くにくくなりますよ。
3番目に重要なポイントは、家庭のインクジェットプリンターで印刷できることです。
したがって、用紙は、インクジェットプリンター専用のものを購入しましょう。
あまり厚口の紙だとうまく給紙できないこともあるので、事前にプリンターとの相性を確認しておきたいところです。
しかし、これがなかなか明確な答えはないようなのです。
私の場合は、エプソンのEP-301というちょっと古いプリンターですが、総厚さ0.31mmの用紙を一枚づつ印刷する分には全く問題ありませんでした。
少なくとも0.3mm程度なら大丈夫と思いますが、これはプリンターの特性によりますので、ご自分のプリンターとの相性をネットなどで事前に調べておいたほうがいいかもしれませんね。
ちなみに、私がいつも使っている厚さ0.31mmの用紙は、片面印刷用で裏紙つきなので、裏紙を除いた実際の名刺の厚みは0.25mmになります。
私がいつも愛用している用紙は、片面専用のこちらです。
A-one/エーワン 51421 マルチカードクリアエッジタイプA4判 10面 … |
名刺作成には専用の無料ソフトを活用するのが便利!
大体、名刺専用の用紙には、名刺作成用の無料ソフトが付属しています。
私が愛用しているは、「ラベル屋さん」という無料ソフトで、誰でも自由にダウンロードして利用することが可能です。
専用というだけあって、用紙の品番を入力するとそれにあった印刷範囲設定などをソフトが自動的にしてくれるのでとっても楽ですし、安心です。
一番嫌なのは、印刷してみたら、印刷の場所がずれてしまう場合ですよね。
専用ソフトを使うとそんな失敗はまずありませんからね。
ただし、初めの1枚目の印刷のときには、テスト用紙でテスト印刷することをおすすめします。
高価な名刺用紙を無駄にするのは結構ショックですから、テストはしっかりやりましょう。
実際の具体的な手順は?
さて、それでは実際の具体的な作業手順をご紹介しましょう。
デザインは個人の好みですから、いろいろありますので、デザインに凝る場合にはそれなりの時間がかかりますが、通常の名刺ということでしたら、予め用意されているテンプレートを使えますので、とっても簡単です。
エーワンの用紙と無料ソフトを使った手順の概要は以下の通りです。
1.パソコン、プリンタ、ラベル屋さん(無料ソフト)、エーワンマルチカード(用紙)を準備する。
2.ラベル屋さんを立ち上げて、用紙の品番を入力する。
3.テンプレートから自分の好みのテンプレートを選択して、団体名・名前・住所・電話番号・メールアドレス・URLなどを修正して、作成します。
4.プリンターの印刷設定をします。設定内容は、用紙の表紙の裏に記載があるので、「用紙の種類」と「印刷品質(モード設定)」を記載の通りに設定します。
5.一枚づつ印刷して、後は台紙から名刺を一枚づつ剥がすと完成。
ということなんですが、文字でみると何だか難しそうですので、こうゆうのは、動画で見た方がわかりやすいですね。
さいごに
用紙は名刺100枚分で600円位ですから、1枚6円ですし、インク代を入れても1枚10円くらいですよね。
ということは100枚作っても1,000円程度ですから、やっぱり安いですよね。
それに実際には10毎づつとか、少量づつ作ることが多いでしょうから、ますます便利ですよね。
あなたも自分の名刺を、自分で作ってみませんか?